(セミナー受付のリハーサル中です。)
2019年8月2日金曜日 一般社団法人全国両替商防犯連絡会JESC(Japan Exchangers Safety Council)による第2回目の両替商セミナー(外貨両替窓口の安全対策・マネロン対策)が開催されました。
受付の事務フローについて、リハーサル中のJESC女性スタッフと、男性は様子を見に来たJESC代表理事の遠藤です。場所は昨年と同じAP新橋(新橋駅銀座口駅前)です。
名札、受講証、会員証等、参加者のお皆様に受け渡しの準備をしています。
今年はFATF対日査察が10月後半に予定されていることから、スケジュール調整の結果、セミナーは真夏の8月2日開催となりました。ちなみに、開催時刻15時の気温は35度でした。
皆様、熱中症にはお気を付け下さい。会場に用意した冷茶で水分をお取り下さい。
定刻の20分程前から皆様の参集が始まりました。皆様猛暑の中ご参加いただきありがとうございました。受付では名刺をいただき名札をお渡しします。
「本日は多数ご来場をいただきありがとうございます。」とJESC代表の遠藤が挨拶し、安全対策セミナーが始まりました。「オリンピック開催まで、ちょうど1年、
今年から来年にかけて、外客増大で両替商は忙しくなると思いますが、好ましくない外国人もやってくると思われます。
昔から、オリンピックと万博の開催国は偽造が多く出回る傾向にあります。本日のJESCセミナーでは新手偽造や両替詐欺の手口についてよく学習され、犯人が「二度と行きたくない」と、思うような両替所になっていただくことを願って、私の挨拶とさせていただきます。」
と結んだ。
最近発見されたポリマー紙幣(AUD50)の偽造を教材にして偽造ポリマー紙幣の見破り方を講演しました。
続いて財務省国際局調査課為替実査室日向室長様からマネロン対策に関する講演をいただきました。FATF第4次ガイドラインに沿って、特にリスクベースドアプローチについて詳しく講話をいただきました。
受講の皆様も目前に迫ったFATF対日査察に向けて緊張感をもって話しを聞いていました。日向様はFATF対日査察を迎え入れる多忙なスケジュールのなか講師を引き受けていただきました。本当にありがとうございました。
宜しければ、来年の6月頃に下される審査結果について、お話いただければと思います。
昨年は、長デスクに3人掛けで席をご用意いたしましたが、今年は2人掛けで、ややくつろいでお座りいただくことといたしました。また今年は会場が横に長い部屋だったため、スクリーンを2枚用意し、両端の方に配慮しました。
事務局からは、2つのスクリーンを使って「スマホ鑑定アプリ」の使い方を説明しました。左に会員のスマホ画面を、右にはJESC事務局(実際は偽造通貨対策研究所のPC画面を写し、リアルタイムに鑑定依頼と鑑定結果の通知方法について説明しました。
参加者のお顔は、なるべく正面から写らないよう配慮していますが、問題がありましたらお知らせ下さい。
昨年好評だった「偽造現物体験学習」は、今年は珍しいポリマー紙幣の偽造券をマニュアルに収録し、参加者の皆様にとってもポリマー紙幣の偽造は珍しいようで、ルーペで熱心に観察する方が見受けられました。
ものがモノだけに、収集には苦労しますが、昨年は2冊だった偽造現物マニュアルも今年は3冊に増え、鑑定眼を養う体験学習の歩留まりが一段とレベルアップしています。
2年連続してご参加いただく常連様、同じ法人ながら異なる方が参加されるケース等、いろいろなパターンがあるようです。
とにかく今年は、身の危険に迫る猛暑(TV報道)でした。セミナー後は懇親会です。ビールほか冷たい飲み物を用意しました。名刺交換、情報交換あるいは情報共有を宜しくお願いします。
講師の財務省国際局日向様には、懇親会にもお付き合いいただきました。セミナー会場でも質疑応答の時間を設けているわけですが、やはり講師に個別に相談したい方も多く、日向様にはそれを察知していただき、時間的にもかなり長くお付き合いをいただきました。
その配慮に大変感謝しています。
ありがとうございました。
2018年10月26日金曜日一般社団法人全国両替商防犯連絡会(Japan Exchangers Safety Council)JESC(以下、「JESC」という。)による第1回「外貨両替における安全対策・マネロン対策セミナー」が〒105-0004東京都港区新橋1-12-9AP新橋駅前で開催されました。全国の金融機関及び両替商が一同に介しました。出席者は76名に達しました。
ハロウィン(10月31日)の週だったため、会場のしつらえもカボチャを飾り、来場者を出迎えました。
←JESCの女性スタッフが受付を担当します。
JESCは2017年7月19日、日本シーディーアール株式会社代表取締役兼ねる偽造通貨対策研究所所長の遠藤が発起設立いたしました。
現在JESCの代表理事を努めまています。1997年3月31日、大蔵省の認可が必要だった両替商は、外国為替とともに自由化されます。当時は、税関が年に1回両替商の勉強会「全国両替商連絡協議会」を開催していましたが、JESCは、言わば当時の勉強会を再現したイベントとも言えます。
加えて、両替商ビジネスを行う情報交換(収集)の場としても利用いただけると思い設立いたしました。
マネロン対策セミナーの講師には、マネロン対策に関する所管官庁である財務省から、国際局調査課為替実査室日向室長様(写真中央)に講演を依頼しました。
来年秋、FATF(国連安保理金融部会)対日査察が行われます。日本はFATFから40項目に及ぶマネロン対策に関する改善課題を指摘されました。
金融機関及び特定事業者においては本人確認や書面の記載及び記録等マネロン対策を強化する必要があります。
日向室長の講話に聞き入る参加者の皆さんです。マネロン対策に関する意気込みが伝わってきます。
事務局の反省としては、長デスクに3人お座りいただいたため、かばんやその他荷物の置き場がなくなり、ご迷惑をおかけしました。
次回は、1デスク2名掛けにして余裕をもたせたいと考えています。
セミナーに参加された皆様には、全員に受講証を発行いたします(下記画像参照)。
受講証は記名式で事務局が参加申込書の記名どおりに名入れしたものを渡しています。個人名または法人名になりますが、欧文名は読みがながない方もあり、空欄になっています。お好みの筆具、字体で個々にご記入下さい。
「certificate」の文字から、抑止効果が得られる可能性があると考えています。各事業所に掲示していただくと宜しいかと存じます。
会員証はJESC会員になると、原則として1事業所に1枚発行されます(追加増刷可能)。いわゆる「certificate」として、両替窓口に配置すると抑止効果が得られる可能性があります。箔押しA4判(210×297o)サイズです。
受講証は出席者全員に配布されます。こちらも「certificate」文言が入り、店頭の防犯に役立つと思われます。サイズはA5判(148×210o)です。
←会員証 ←受講証
セミナーのテーマが相当に固い内容のため、参加者の皆様はややお疲れの様子です。セミナー会場の隣の部屋に立食式の懇親会場を用意いたしました。殆どの皆様がセミナーに引き続き参加されました。
業態、エリアを超えて、全国の両替商が一同に介する機会は、JESCセミナーだけです。懇親会場のあちこちでは歓談と名刺交換が活発に行われていました。
約1時間半が経過し、懇親会もお開きになりました。スタッフも一安心です。左から昆(こん)、山之内、大坪の3名です。何を語るのか?これから後片付けです。
大坪=オープニングのビデオ上映どうだった?
昆=次回は「スマホ鑑定アプリ」のデモをやりましょう?
山之内=第1回目としてはまあまあじゃない?
のような会話だった、かも知れません。
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